2024/03/01 11:12



音大の受験科目に
『聴音』というのがあります。

ピアノで弾いたメロディを2回くらい聴き
真っさらな五線譜にどのくらい正確に
譜面として書き取れるかの試験です。

私は絶対音感なので
『これ何の音?』という迷いは
一切起こらないため

(これだけは)幸い
割と得意な科目ではありました。
 

しかし今日は自分の内側で
何を考えたり感じたりしているかを
ノートに書きながら
 
『あっ!これは内なる自分の”聴音”だ!』
と気づきました。
 
 
音=自分の内側に感じているもの

聴く=捉える、感じることをして

ノートに自分のコトバで
正確に書き取る訓練。
 
それにはまず良い耳が必要で
その耳にあたるのが【横隔膜】です。
 

横隔膜に感じる
微細な振動を聴き取って

言葉化したり、読み解いたり、調律したり…
 
 
言葉で感覚を再生してみて

その音が好きか嫌いか

嫌なら何が嫌なのか

好きだけど一部引っかかるなとか

これは最高✨とか

自分で検証したり確かめたりしながら
譜面を整える。
 

横隔膜における絶対音感って何かな?
考えてみると

それは外側の何にも
影響、介入させない状態での
自分オリジナルの感覚であったり
本音とも言えると思います。
 

これはどこか実態の曖昧な
スピリチュアル的な話ではなく
事実として

横隔膜の聴音は
まもなく人類が生き延びるための
最重要必須科目となって行くでしょう。
 
聴音が赤点だと
次なる時代に入学できなくなるかも
知れません。
 
 
なぜなら
 
内なる自分の音を自分で聞き取り
自分という楽器で旋律を奏でながら
外側に旋律が現れる

そんな在り方の世の中に
徐々になって行くからです。
 
 
人は誰でも内なる音楽家

魂という大作曲家のメロディを聴き取って

自分という指揮者が
自分の楽器を奏で

地球オーケストラの
最高のプレイヤーとして

美しきソロを
この世に響かせ合いましょう。

 
Marie Rosa(歌巫女)
uta.mico.Labo